最初はエネルギーを感じる感覚が充分に発達していないため、何の感覚もないかもしれません。しかし、続けていくと腹部の奥のほうへと動くエネルギーの温もりが徐々にはっきりと感じられるようになるでしょう。特に便秘がひどい時や下腹が冷たい時に行うと効果的です。初心者の場合、無理に呼吸しようとすると胸が苦しくなったり、頭が痛くなってくるなどの症状が起こることがあります。そのような場合には無理をせずに、毎日少しずつ腹式呼吸を行うと良いでしょう。
腹式呼吸
- 姿勢は胸呼吸をする時と同じで、楽な姿勢で行います。
- お腹がふくらむようにゆっくりと息を吸い込み、吐き出しながらお腹を収縮させます。吸うのも吐くのもなるべくゆっくりと行うのが好ましいですが、無理をせずに苦しくない程度にします。
- お腹に集中しながら行うと、ある瞬間にゴムボールのように自然にお腹が小さくなってからふくらむのが感じられるようになります。
出典: ブレインメディア