仕事や家事に追われ、忙しさを理由になかなか運動ができない、という方は多いと思います。しかし、1日たった5分間でいいと言われれば、なんとか時間が作れそうな気がしませんか?
今回ご紹介するのは、毎日5分の腕立て伏せトレーニングです。腕立て伏せは筋力をアップさせるだけでなく、心臓や肺の機能を強化し、免疫力を高めます。脳が活性化され、ストレスにも強くなるなど、効果は絶大です。自分自身が変わっていくのを実感することができるでしょう。
1日たった5分間の腕立て伏せを21日間行うことで、「体」「心」「脳」が変わります。「21日間の腕立て伏せトレーニング」のうちの第1日目のご案内です。
<< 腕立て伏せ21日間体験~第1日目 >>
◆まずは行動を起こす
大きなことでも小さなことでも、まずは強く決心することから始まります。「恐れ」「心配」「挫折」「プレッシャー」などの感情を出発点とするのではなく、楽しく創造性に満ちた状態に切り替えることが大切です。頭の中で考えてばかりいても何も変わりません。感情をコントロールするために、腕立て伏せはたいへん効果的。まずは動き始めてみましょう。行動こそが、心と体、そして脳に変化をもたらすことができます。
◆脳に目標を伝える
例えば「わたしは腕立て伏せを100回したい」「1日5分間は運動の時間にしたい」など、具体的な目標を、自分の脳に伝えましょう。メッセージを受け取り、確かな認識を得た「脳」は、「体」「心」に行動するよう促していきます。
◆体から得るリアルな実感
体から得る情報ほど確実なものはありません。腕立て伏せを通じ、今まで一度も使ったことのない「魂の筋肉」を動かしてみましょう。行動を起こし、習慣を変えることは運命までも変える力があるのです。
~腕立て伏せ 基本編~
1 10~15分くらい簡単なストレッチを行い、体をほぐす。
2 平らな床に腕立て伏せの姿勢をとる。
3 首を少しあげる。
4 足は適切に開いてひざをまっすぐに伸ばす。足の指で床を支え、かかとは床と90度に立てる。
5 腕は肩より少し広く外側に開く。手は指を揃えて前方を向けるようにする。手を置く場所は、肩の位置に合わせる。
6 息を少し止めた状態で、ひじを曲げて上体を下げる。お腹と胸が床にあたらないようにしながら最大限下げる。このとき、胸やお腹だけが下がることがないように背筋を伸ばし、まっすぐな姿勢を維持する。
7 主に腕と肩に負担がかかるが、なるべく体全体の筋力を使う感覚で行う。
8 勢いに頼らず、腕の力で体を上に押し上げる。
9 姿勢を乱さずに10~20回をセットで行う。回数はできる限り増やしていく。
10 簡単なストレッチで仕上げる。